クルーズ客船の客室(キャビン)で選ぶべきではない場所10選

クルーズ客船に乗船するときに客室(キャビン)のロケーションまで気にしてますでしょうか。

長時間、船の上で過ごすことになるので、快適な客室を選ぶことは重要になってきます。

今回は、僕の体験から、こんなロケーションの客室(キャビン)はやめといた方がいいよっていうところをご紹介していきたいと思います。

ご自身でクルーズ客船に乗船される際のことを、ちょっと想像しながら見ていただければと思います。

公共エリアの真下の客室は避けるべし

ジムとかショーラウンジ、シアター、プールデッキ、ビュッフェの真下、あとオープンデッキなど、公共エリアの真下にある客室はやめたほうがいいかもしれません。上はまだましなんですけれども、下がきついんです。これ何がきついかというと、もちろん、騒音なんです。

ジムとかオープンデッキもそうなんですけれども、そこのすぐ真下っていうのは騒音問題を回避するためパブリックエリアであることが多いんです。残念ながらクルーズ客船によってはそんな場所の真下に客室がある場合があります。

僕が体験したのは、公共エリアの真下の客室に宿泊したときに前日夜遅くまで遊んでしまいぐっすり寝ていたところ、朝早くから汗を流したいっていう方とかが真上の公共エリアでドタバタ運動し始めたり、あとはオープンデッキでクルーがデッキを掃除するんですね。

夜はデッキチェアーをしまうんですけれども、それをお客さんのために朝出すわけですよね。ただデッキチェアーは重いので持ち上げることができないから引きずるんですよ。

そのときに結構ギイギイ音がするので、そういうところの真下の部屋に宿泊していると早起きではない方だと音が気になるかもしれませんね。朝はゆっくり寝たいんですっていう方は本当にやめといた方がいいですね。

ショーラウンジとかシアターとか、あとナイトクラブに関してはご自身が朝型なのか夜型なのかそれによって全く問題ない場合もあるので、そこまで神経質にならなくてもいいですけれども本当に音に敏感な人は四方八方キャビンがある場所を選んでください。

ガレリアの下の客室は避けるべし

音に敏感な方がもう一つ気をつけていただきたいというのがあるんですけれども、実はそれがガレリアの下なんです。

ガレリアというのは、ショッピング・モールの高い天井や屋根のある、中庭や散歩道で、夜になると、音楽、パーティー、そしてエンターテインメントで活気に満ち溢れる場所となっています。

クルーズ客船によって違うんですけれども僕が前回乗船したMSCグランディオーサがまさにそうでした。実は今年日本に来るMSCベリッシマと姉妹船なので作りが全く一緒なんですが、ガレリアがあり、その真下に宿泊したことがありました。

ガレリアにはプロムナードっていうところがあって、そこでただ人が歩いてるだけなんで昼間は全然静かなんです。夜も大体静かです。ただ僕が乗船したクルーズでは一晩だけハロウィンパーティーがあったんです。それが夜中の2時。私は1時半ごろに寝ようかと思って部屋に戻ったんですよ。そうしたらその真下の部屋だったので、もう音がすごいうるさいんですよ。何の曲かわかるぐらい。

すぐには寝られないと思ったのでシャワー浴びてきたのですが、出た頃にはもうピタッと収まってたんで普通に問題なかったんですけれども、パーティーには基本的に行きませんっていう人はその時間も絶対寝れないのでお気をつけてください。

特に僕が泊まったお部屋は隣のすぐ近くにキャビンクルーの階段があるところでした。ハイヒールを履いたクルーが歩くときにカンカンカンカンカンカンって絶対なるんですよ。本当に敏感な方はそれも結構ねちょっと微妙だと思うので、覚えておいた方がいいかなと思います。

コネクティングルームの客室は避けるべし

昔、コスタクルーズに乗船したことがあって、その時の部屋がオブストラクテッドビュー(ライフボートなどで視界が遮られている)だったのですが、なんとキッズエリア前の部屋で騒がしい上に、さらにコネクティングルーム(隣り合った2部屋が内側のドアでつながっている部屋)っていう部屋だったのですが、ちょっとケチって安い部屋を選んでしまったのですが、うるさくて個人的には音が気になってしまいました。

コネクティングルームの隣が知り合いじゃない場合は、相手がちょっとうるさかったりとかっていう場合はちょっときついんですよね。

自分自身が出す音も聞こえるかなって、やっぱ気にしちゃうところがあるんですよね。クルーズ客船の壁は薄いです。普通に音が聞こえるし、大きな声で話したら喧嘩してんのかなって思うぐらい結構聞こえたりします。

そういうことをちょっと不安に思うぐらいだったら最初から取らない方が無難です。神経質な方はコネクティングルームを避けたほうがよいかもしれません。

クルーズ船の前方の客室は避けるべし

船の前方のキャビンはやめたほうがいいですね。これは特に酔いやすい人ですね、前方でもいろいろありまして、一番揺れるのが船の前方の一番上なんですね。そこが一番揺れるので酔いやすい人はやめてください。

下の方だったらいいんじゃないのって思うかもしれないんですけれども。前方で下の方だったら上よりはマシですけれども揺れます。

あと、ちょっと問題なのが碇を下ろす音です。碇はクルーズ船の前方についていて、陸に停泊しないで、沖に停泊したときなどに碇を降ろすんですけれどもそのときにガラガラガラガラって音がするんですね。音に敏感な方はやめといた方がいいです。

一番前のバルコニーキャビンは避けるべし

一番前方のバルコニー付きのキャビンなんですけれども、運行中に外に出たことある人はわかると思うんですけれどもオープンデッキって風がすごいんですよ。

それはね、どのぐらいスピードが出てるかっていうのにも影響されますしそのときの天候にも影響されるんですけれども、それがフルスピードで風が強い日だったりすると、もうベランダは使い物になりません。

ドアを開いたら強風で「うわー」と絶叫することになります。本当に特別なものにしたいんだったらだったらプラス料金払って一番後ろとかにするとか、せめて横側のキャビンの方がまだいいんじゃないかなと思います。

エレベーターが近すぎ、または遠すぎる客室は避けるべし

エレベーターのすぐ近くのお部屋ですね、エレベーターホールって人が待つ場所じゃないですか。だからみんなそこで井戸端会議するときとかもあるんですよ。

エレベーターのピンポンって言う音はそのクルーズ客船の作りによると思うんですけど、本当に目の前のちょっと行ったところに客室がある場合とかあります。話し声が気になる方は避けたほうがよいかと思います。

ただ、あまりエレベーターから離れた部屋だと、逆に大変なので離れすぎず近すぎない部屋が良いですね。

エレベーターから一番離れた部屋だと信じられないくらいの距離を歩かないといけない船もあります。

喫煙スペースが近いバルコニー付きのキャビンは避けるべし

バルコニー付きのキャビンを選んだ場合、喫煙エリアの真下とか真上の部屋はタバコの臭いが入ってくるので気になる方は注意が必要です。

クルーズ客船はプールデッキの片側が喫煙エリアになってる場合があります。船によってはプロムナードデッキって言って船の真ん中ぐらいになんか外で歩けるようになってるエリアがあるんです。

これが船によっては両方禁煙なってる場合もあるし、片方だけ喫煙なってる場合もあるんですけれども、やっぱその喫煙エリアの近くにお部屋があると風の方向によってどこでもタバコの臭いが入ってくることはあります。匂いに敏感な人は、喫煙スペースをちょっとチェックした方がいいかも。

低階層+古い+小さい船のキャビンは避けるべし

古いタイプの船や小さい船だと低階層にデッキがある場合があります。そのようなタイプの船にありがちなのがエンジンの振動です。

出港した直後とか、あとは到着するときにエンジンは何か多分やってるんでしょうね。それでね、なんか結構振動がくるときがあるんです。

ずっと続くわけではないのですが、本当に敏感な方は上の部屋にしといてください。とは言っても上の部屋でも振動がくることはあります。

どうしても気になる方はこのようなタイプのクルーズ船を避けたほうがよいでしょう。

外が海ではないバルコニーキャビンは避けるべし

バルコニーキャビンなのに、バルコニーをでたら人が歩いてるっていうお部屋があったりします。調べてみたらそういうお部屋って実は結構あるんですよ。

ちょっと部屋が広めになってる代わりにバルコニーで他人が歩いているようなキャビンがあります。

海風を肌で感じたいからバルコニーにしたんだっていう方とか、プライバシーを本当に重視する方とかは本当に向いてない部屋だと思います。

パークビューなキャビンは避けるべし

客船によっては、パークビューのキャビンがないところの方が多いんですけれども、船の中に公園があるみたいな感じのクルーズ船があります。

問題としては窓付きキャビンもそうなんですけれども、夜ちょっと暗くなってから電気をつけてカーテンを開けておくと丸見えになります。

昼でも光の加減によって普通に見えるんですよ。見ようと思って見たわけじゃないんですけど、そういう部屋に2回宿泊したことがあるんですが、普通に反対側の部屋が見えます。

なので、着替えるときとかいちいち閉めたくないとか、ちょっとプライバシーを気にされるかは気をつけた方がいいかなと思います。

まとめ

というわけで今回はクルーズ客船の客室(キャビン)で選ぶべきではない場所10選をご紹介いたしました。

騒音、揺れ、振動、臭い、他人の視線など様々な問題がありますが、絶対NGな条件とかあるならば、そのような問題が発生する客室は選ばないほうが快適な旅行ができると思います。

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